パートナーシップ証明書で任意後見契約が不要な場合

やっと風邪が治った田中行政書士事務所の田中利英です。
2~3年ぶりにひいてしまいました(*_*)

前回、風邪をひいたとき喉に薬を塗ってくれるお医者さんに
かかったのですが、治るのが早かったように記憶していたので
今回もそちらのお医者さんにかかりました。

そのお医者さんは、昔からやっているお医者さんのようで
かなりのご高齢ですが、やはり今回も喉に薬を塗られ
意外と早めに元気になりました(*‘ω‘ *)

今のお医者さんではあまり見かけませんが
昔のお医者さんは、塗るところが多いようです。

ちなみに喉に塗る薬は「ルゴール」というみたいです。


風邪の話はこれくらいにして、久々に渋谷区の
「パートナーシップ証明書」について書きたいと思います。

原則として、パートナーシップ証明書を取得するためには
お互いの任意後見契約書と合意契約公正証書が必要です。

つまり、3通の公正証書が必要です。

が、もともと制度が始まる前から任意後見契約は
本来、制度の趣旨と異なるとか費用がかかりすぎるっと
批判が多かったことを私も知っています。

そのためなのかどうかわかりませんが

「特例適用」という形で任意後見契約書については
作成しなくってよいことになっています。

「特例適用」となる場合とは①~➃のいずれかに該当する場合です。

①相手方当事者以外の者を任意後見受任者とする任意後見契約を
 締結し、又は締結しようとしており、相手方当事者がこれに合意
 しているとき。

➁性別の取扱いの変更の審判を受ける前の性同一性障害者で、
 性別の取扱いの変更の審判を受けた後、婚姻することを両当事者
 で合意しているとき。

③生活又は財産の形成過程であり、任意後見受任者に委託する事務
 の代理権の範囲を特定することが困難であるとき。

➃①~③のほか、区長が合理的な理由があると認めるとき。


っとあり、一般的に若いパートナー同士の場合だと③が該当すると
考えられます。

そして、要件に該当するだけではダメで合意契約公正証書の中で

当事者の一方の身体能力又は判断能力が低下したときは、相手方
当事者は、当該人の生活、療養看護及び財産の管理に関する事務
を可能な限り援助し、当該人の意思を尊重し、かつ、その心身の
状態及び生活の状況に配慮すること。

当事者間で必要が生じたときは、速やかに任意後見契約に係る
公正証書を作成すること。

の2点を謳っておかなければいけません。

そうすることにより、合意契約公正証書のみでパートナーシップ
証明書の申請手続が可能となります。

パートナーシップ証明書の申請第一号である「東小雪さん」は
その形式で申請をされたようです。
(インターネット上の記事を拝見すると)

もっとも、実際の申請件数はまだ9組と聞いているので
世田谷区の申請も含めて、どこまで当事者に需要があるのか
わかりませんが申請の検討をされている方は、参考にして下さい。


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東京都行政書士会の機関誌プエンテインタビュー記事が掲載されています。
ご興味のある方はご覧ください。(6~8ページに掲載されています。)

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by tanaka-gyosei | 2016-04-28 12:59 | LGBTに関する業務

幼少期~父親の酒乱・暴力・賭け事に悩み、現在は母親の認知症に悩みもがいているゲイの行政書士ブログです。
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